今回は私自身の名刺シール制作工程③としまして、サンプル品作成に当たっての行程をざっとですがご紹介させていただきます。
一番厄介なところでした。何しろわからないことだらけで業者さんのサイト見てもすぐには理解できませんでした。
今回お願いした業者さんはマツダプリントさんです。
■名刺シール・制作工程のリンク
データ入稿下準備
以前書いたかもしれませんが、私は去年夏ごろ買ってずっと放置していたXP-PENという液タブで名刺シールの絵を描いてました。
絵を描いているソフトはクリスタ(クリップスタジオペイント)です。
出来上がったイラストをどうやって入稿すればいいんだろうと色々業者さんのサイトを見てみると、どうもクリスタのデータのままでは扱ってもらえないようでした。
じゃあどうするかというと、illustratorでデータを作り直さないといけないらしいんです。もしくはPhotoshop。
でもillustratorでっていうところが多いようなのでよくわからないながらもイラレを月単位で購入することにしました。結構でかい出費。
イラレも使ってみたかったのでちょうどよかったといえばちょうどよかったのかもしれません。
やり方がさっぱりわからないのであちこち調べました。
手順としては
・クリスタのデータをイラレで読み込めるように変換
・イラレに変換したデータにトンボ付けたりしてデータを整えて保存
となるんですが、データ保存を進めていくと「llustrator オプション」と出て、「バージョン」でillustrator2020とかillustratorCCとかずらーッといろいろ並んでいてまたそこで詰まってしまい・・・。
また色々調べて、最終的にはなんとか業者さんへの入稿までこぎつけました。
入稿失敗
割と夜遅めにデータを送信したのですが、翌日朝9時前くらいにもう返信が来てました。
タイトル読むとどうもデータ作成を失敗したようで、中を開いたらやっぱりでした。
訂正箇所を読んでみると
・白版が黒一色でない
・印刷可能範囲からデータが若干はみ出している
ざっとこんな感じでした。
白版は確かに黒で塗りつぶしはしたんですが、キラキラさせたいなと思ったところは一部色が残ったままになっていたんですよね。
白くしておくのを忘れてました。
印刷可能範囲も、表は46㎜というのは見ていたのですが、これで大丈夫だろうと目算でやってしまってました。
裏面に至ってはさらに範囲が狭く44㎜という事は認識していなかったので多分見逃したのでしょう。
再入稿
というわけで、早速データの修正です。
表は46㎜以内、裏は44㎜以内という事で再度測って慎重にサイズ調整。
今回【固いインク】というのを選んだためサイズ調整がこのようになってます。
【柔らかいインク】を選ぶと印刷可能範囲が広がるそうです。
※後日分かった事ですが私の理解に若干誤解がありました。
詳しくは名刺シール・印刷工程④~試作品到着編~をご覧ください。
若干ですが小さくしました。
それと同時に少し色変えたところもあります。
全体的なサイズ調整をして保存してから今度は一旦全部真っ白に戻しました。
真っ白に戻してから再度必要個所を黒く塗りつぶすようにしました。
その方が間違いないかなというのと、それぞれ同サイズで保存し直しておいた方が後々何かあった時に色々修正が効きやすいなと思いまして。
今再度データを見てたら一か所塗りつぶし忘れたところを発見・・・。
このような感じで、すべてのデータを修正しその日のうちに再度データを送信しました。
作ったデータのまとめ方に多少問題があったようですが、今回はこれでサンプル作成できますよとのことでほっと一安心。
OK出るまでもうドキドキでした。よくみるとこちらも塗り忘れ部分発見。あーやってしまった。
ちなみに何がだめだったのかというと、カラー版と白版同じデータでレイヤーだけ分けて送らなければいけなかったみたいで。
最初言われたときよく意味が分からなかったんですが(イラレに全然慣れてなかったので)ようはこういう事のようでした。
右上にレイヤーとあります。
カラー、白版、裏書と3つ分データを送っていたのですが、カラーと白版についてはこのようにレイヤーでまとめて送るべきだったようです。
多分これで合っているんだと思います。
初めてとはいえ、しっかり読んでおけば防げたこともあったので若干へこみながら修正作業をしたのと、親切に対応してくださった業者さんには感謝の気持ちでいっぱいです。
さて、そんなわけでようやく入稿までは済ませることができ順調にいけば4~5日程度でシールが届くとのことです。
人生初の名刺シール、仕上がりがとても楽しみですが多分絵がちっちゃいんだろうなと思います。
仕上がりを見てまた考えようと思います。
NEW! 追記
データ入稿について追記です。
最初の頃は上の画像のように横に並べて入稿していたのですが、数回目くらいから重ねてくださいと言われました。
重ねるって??と思ったのですが以下の画像のようにやるようです。
右上の方に小さく2行のデータがあると思いますが、1行目がこの上のデータ。
二行目がこの下にあるデータです。
このようにデータの座標を上下ピタッと合わせるのが本来の入稿の仕方らしいです。
マツダプリントさんではこのように言われました。他の業者さんはわかりかねますが、こちらの記事を参考にしてくださっている方々がいらっしゃるようでしたので追記しておきました。
もしこのブログ記事内の事で不明な点がありましたらお問い合わせフォームにてご連絡ください。
私でわかることでしたらお答えいたします。
それでは今回はここまでとさせていただきます。
また見に来ていただけたら嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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