アナザーカラーのご紹介です。ほんの少しイラストに手を加えて青と赤プリズムで出すつもりだったのがキャラによっては結構変わってしまいました。
こちらのアナザーカラーはストーリーには直接関わりはありませんが、ストーリーの中のある1コマを切り取ったようなものをイメージしたデザインが多いです。裏面はイラストの線画と一言のせる程度の非常にシンプルなものです。
①魔将アスタロト
祓-10’ 魔将アスタロト【解放】
完成イラスト
線画と白版
こちらは剣の閃光をメインにしたかったので光らせるところは最小限にしました。
アスタロトは青→赤と変化する感じです。青は剣の力の開放となり、第四弾でアスタロトの周りに飛んでいた剣の化身である龍を剣に取り込んだところです。
こちらが製品版ですね。サンプルは今回載せてません。
青プリのアスタロトは剣の閃光を大きく描いているので白抜きは控えめにしてます。
祓-10’’ 魔将アスタロト【修羅】
完成イラスト
線画と白版
剣の周りも光ります。
その剣を使って戦闘モードに入ったのがこちらの【修羅】です。こちらは魔人王不在の城を守っている時に単騎で敵を迎撃した時をイメージした感じです。最初思い描いた頃は、画像左下の剣の切っ先に倒した魔神でも描こうかと思ったのですがちょっとなと思ってやめました。
赤プリの方は青プリに比べシンプルな分剣自体を目立たせました。
②魔人王サタン
祓-11’ 魔神王サタン【収斂】
完成イラスト
最初の色に戻しました。
ちょっとシンプルではありますが、色が奇麗で気に入ってます。
線画と白版
こっちはそこそこ光ってくれる感じです。
こちらもアスタロト同様青でエネルギー貯めて赤で放出みたいなのをイメージしてます。
サタンは1番変わってないですね。カラーリングに手を加えたのと椅子が増えただけです。事前に椅子描いておいて良かったと思う瞬間でした。
青プリのサタンが全体で一番変化少ないかもしれません。
キャラの色は何度か変更したのですが結局こちらの色に落ち着きました。青プリに合っている気がします。
祓-11’’ 魔神王サタン【雷切】
完成イラスト
サンプルシール入稿時よりは表現変えてみたのですが果たして。切断面を何層にもしてみたのですがシール化して厚みが出たような見た目になるといいなと思ってます。
線画と白版
あえてほぼ塗りつぶしてます。キラキラッと光らせると焦点がぼやけそうな気がしまして。
第四弾でようやく実体化したとはいえその能力の大半は残り2つの地にまだ封印されている状態です。
どれほどの力が今自分にあるのかアスタロト相手に、試しに遊んでみたくらいの感じでしょうかね。
ある程度思っていたように仕上がってくれてよかったです。何層もの壁みたいなのを一気に切り裂いている感じが出てればいいなと。
空間ごと切り裂いているようなイメージですね。色々表現試したのですがどれもしっくりこずでエフェクト重ねまくってようやく形になりました。
③不知火神楽
神楽は髪型中心に一番見た目が変わってしまったかなと思うキャラです。ここに行きつくまでに結構かかりましたが前より可愛くなったかなと自分では思ってます。
あと、腰の布をなんとなく透けさせてみました。
祓-012’ 不知火神楽【氷人】
完成イラスト
色々悩んだ末にアホ毛も変えました。割と見やすい感じになったと思いますがあまり目立たないかもしれません。
線画と白版
神楽だけ青と赤プリズムの連続性はありません。
素顔出した時点でつなげるの難しいなと思っていたので普段の平和な時の仕事みたいなのをイメージしました。
くノ一である神楽は、隠密行動を主としているので普段人と接する機会がほとんど無いです。そんな神楽を仲の良い達希がみかねて神楽に無理やり仕事を振ったようなイメージです。ハートマークついているので恋のキューピッド役にでもなれたらいいですね。
くノ一なのでスピード感出るかなとシルエットを重ねてみました。
青プリめっちゃきれいです。
名前もこれが一番バランスよく書けている気がします。
祓-12’’ 不知火神楽【索敵】
完成イラスト
こっちは氷人神楽に比べれば髪型はさほどいじってないです。マスクの方は気にならなかったのであまりいじらずにすみました。マスク付けたのと素顔パターンとでは結構見た目が違って見えて面白いなと思いました。
マスクある方も自分では結構気に入ってます。髪の毛で口元隠さない方がより魅力的に見えてきました。6種ある中で1,2を争うくらい自分の中では気に入ってます。
線画と白版
青と赤で見せ方も少し変えてます。
赤プリなんですがキャラにシルエットかぶせたのとオーラのようなものを纏わせたので別物みたいな感じになりました。でも色々試せて自分的にはすごく収穫ありました。自分で描いててなんですがやっぱりくノ一は好きですね。どちらも良さがあると思ってます。
こちらの神楽もまた何かの拍子にバージョン違いを作ってみたいですね。
販売についてのお知らせ
販売方法
9月27日にさん家電脳祭りがあるようです。
・横丁さん=赤・青それぞれ3種セット販売と6種セット(単品販売無し)
・BOOTH店=赤・青それぞれ3種セット販売と6種セット(単品販売あり)
※BOOTHは10月頭位を考えてます(事前にお知らせします)
赤三種セット 1,500円(横丁さんは税込み1,650円)
青・三種セット 1,500円(横丁さんは税込み1,650円)
赤・青 6種セット 3,000円(横丁さんは税込み3,300円)
※違いは全くありません
どれだけ売れるか全く予想がつかなかったので本弾に比べるとかなり少なめの印刷です。
ただ、普段シリーズを集めてくださっている方々がお買い求めいただけるくらいは多分大丈夫かと。メインシナリオには関係してきませんのでお好みでお手に取っていただけたらと考えています。
BOOTH店はこちらです↓
再印刷について
本弾と異なりアナザーカラーにつきましては再印刷はかけません。本弾の方は今までも在庫が危ういものは切らさないよう再印刷をしてきたものもありますが再印刷は結構なコストが見込まれるので、在庫をすべて売り切ったら終わりです(万が一売り切れてしまい、かつ欲しいという方が多数いらっしゃれば検討します)。
正直売り切れないだろうと思っているのですがこないだの炎陽玲依夢のこともあるので念のためお知らせです。
アナザーカラーを作ってみて
アナザーカラーができた経緯はこの画像が始まりでした。
ビックリマンに寄せるのでなくあえて違う表現などを今までのシリーズでは模索してきたのですが、今回初めてシンプルなプリズムカラーに挑戦してみました。全八弾となる構成の中で、第四弾という折り返すポイントとなる弾だしいいかなと。そこで、作るならと色んなパターンをサンプル依頼かけまして届いたのが上記のシールです。
当時ツイートしたところたくさんの反応をいただけたのと、なかには別カラーも販売してほしいというお声もいただきました。とはいえアナザーカラーを出したところでそんなまとまった数売れるかまったく予想できずでしたので、これについては採算考えずチャレンジしてみる方向性で取り組み始めました。
赤字になったとしても楽しく作れればいいかなという立ち位置だったのもあって、当初想定していたアナザーカラーという枠からはちょっとはみ出たデザインになったのもありました。
そのあたりも楽しんでいただけると嬉しいです。すごく楽しかったので、商品化とかでなくまたこそっと別カラーなど作るかもしれません。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント