今回は自作シールの作り方(一から手作り編)と題して、家で全部できちゃうよっていう流れをお伝えしようと思います。
このやり方は以前たーくんさん(@hirosakisasaki)がツイートされていたのをほぼ参考にさせていただいてます。
今回記事を作成するにあたりたーくんさんからご了承いただきました。たーくんさんありがとうございます。
ただ実際の作り方は若干異なるかもしれません。
当時のツイートがどこにあるのかわからず私も必要なアイテムだけをスクショしていただけなのでその点踏まえご覧いただければと思います。では早速作り方です。
表裏のデザインはすでに準備されているものとしてお話を進めさせていただきます。
※リンク先にて商品お買い求めいただいても私には一切何も入りません
①事前準備
1・フィルムラベルシール【インクジェット】光沢・透明(イラスト印刷用)
1面付 ⑩シート入り
Amazon | エーワン ラベルシール 光沢フィルム 透明 ノーカット 10枚 28791 | ラベル・ステッカー | 文房具・オフィス用品
こちらは表カラー印刷用です。
2・ラベルシール【プリンタ兼用】キレイにはがせるタイプ白版作成用)
1面付 ⑩シート入り
Amazon.co.jp: エーワン ラベルシール NYPラベル キレイにはがせる マット紙 ノーカット 10シート 31271 : 文房具・オフィス用品
こちらは白版を作る際に使います。
2.1・クリエイティブスプレー
こちらも白版作成するのに使います。
Amazon | アサヒペン クリエイティブカラースプレー 420ML 92クリヤ | スプレー塗料
3・ラベルシール【インクジェット】光沢紙・ホワイト(裏書用)
1面付 10シート入り
Amazon | エーワン ラベルシール 光沢紙 インクジェット A4 ノーカット 10シート 28691 | 文房具・オフィス用品 | 文房具・オフィス用品
こちらは裏書用です。
4・UVカット透明カバーフィルム(シール保護用)
Amazon | 【Amazon.co.jp限定】 エーワン UVカット透明カバーフィルム 35041 8枚パック | セロファン紙・透明紙 | 文房具・オフィス用品
シールの表面を保護するのに使います。
5・光沢ステッカーシート(角プリズム)
こちらは1セット1枚なので複数枚買っておかれた方がいいかなと思います。私は前回白版作るべきところを全く逆にしてしまい、プリズムシート丸々1枚廃棄しました。
中開けるとこんなんが一枚入ってます。A4サイズです。キラキラきれいですので、普段よく目にする角プリズムのクオリティお求めの方はこちらがおすすめ。他にもこちらと違う種類のもたくさんありますのでお好みでお探しください。
6・その他
・カッター
・カッターマット
・鉄の定規
・スキージーヘラ
※画像にはいいやつ(右)と100均のカッター(左)の2種ありますが100均のでも十分かと思います
Amazon | オルファ(OLFA) アートナイフプロ 157B | 細工用カッター
ちなみにいいやつの方のカッターはこれです。めちゃ切れ味良いです。
以上が事前準備に必要なものとなります。
結構たくさんありますし一通り揃えるとそこそこの金額となります。
②実際の作業(1日目)
1・カラーフィルムへの印刷
では実際の作業ですが、データはすでに準備できているとします。
そのデータを印刷するのですが、まずこちらに印刷します。
印刷したのがこのような感じになります。
先日キープロさんがツイートしてくださっていたので使ってもいいかなと思いこちらをもとにご説明していきます。手作りでやるのは前回のえのすいビックリマンが出た頃に初めてやりました。それ以来です。
本来トンボを打って印刷すべきなのでしょうが、クリスタでのトンボのちゃんとした打ち方がさっぱりわからずそれなりの配置で印刷してます。
イラレだとトンボ打つのめっちゃラクチンなんですけど。
ちなみに画像のサイズは大きいのが120×120㎜(ミニ色紙に近いサイズ)、小さいのが48×48㎜です。塗り足し部分ありません。本来はあった方がいいのだと思いますが今回はこのままいきます。
2・白版づくり
次はこちらに印刷します。
印刷したのがこんな感じです。カラーである必要は全くありません。白黒印刷で十分です。
ちなみに先ほどプリズムシートご紹介時にお話しした、やらかした部分がこちらです。
×ダメな例
ここに白スプレー吹き付けたのでキャラが全部透ける感じになってしまいます。スプレー使った後に気づいたのでこちらは丸々廃棄しました。
○正しいやり方
先ほど印刷したものを白スプレー吹き付けるところを抜き出す感じでカットします。そしてカットしたものをプリズムシートへ貼り付けます。
どういうやり方が正解かわかりませんが、私は特にトンボ打ってもいないので、シールデザインごとに小さくカットしたものをプリズムシートに貼り付けてます。
左のカットしたものはなんだかもったいないのでバインダーに貼りました。
貼るときは隅々までしっかりプリズムシートへ貼り付ける必要があります。
貼り付け方が甘いとホワイトスプレーを吹き付けたときに滲みます。
カットしたシートをプリズムへ貼る際の注意点ですが、プリズムの正方形に沿ってきれいに貼ることをお勧めします。
これが、例えば斜めになったりするとシールになった時の仕上がりもプリズムが斜めになります。
これはそのことすっかり忘れて少し斜めに貼ってしまったものです。この程度だとさほど目立たないですが合わせておいた方がよりきれいです。
2.1・スプレー吹き付け
スプレーは先ほどの準備のところで書いたものを使います。
気休めにダンボール敷いてますが、勢いがあるので結構あたりに広がります。マスクをしてしっかり換気をした方がよいと思います。
吹き付けたのがこちらです。
可能であれば出来る限りベランダなど外でやることをお勧めします。
肝心のスプレーの吹付は上の画像位わりと薄めでいいと思います。プリズムが見えますよね。
あまり入念に吹き付けすぎるとスプレーがにじんで出来上がりが少し汚くなります。多少薄く吹き付けるくらいの方が若干透けてキラキラきれいに見えるので場合によっては全然薄くてもいいと思います。
③実際の作業(2日目)
1・シールをはがす
1日も放置しておけば十分乾いていますので、周りのシールをすべて剥がします。
ここはプリズムに瑕を付けないよう慎重に行きましょう。
剥がしたのがこちらなんですが滲みも無くまあまあうまくいってますね。
こちらはわずかですがちょいちょい白がはみ出てます。強く吹き付けすぎるとはみ出る部分が大きくなりがちです。
48㎜サイズの方です。こちらの方が小さいので大変。
2・保護フィルムを貼る
貼らなくても見栄え的には問題ないのですが、シールを保護するためには貼っておいた方がいいみたいです。
中身はこちらです。
A4のまま一気に貼ろうとすると大変なのでカットしてからの方が断然貼りやすいです。
これはカットした状態の保護フィルムです。貼るときはこんな感じであらかじめ少し先端を折り曲げておいた方が貼りやすいです。
こんな感じでまず位置を調整しつつ、スキージーヘラを使いながら少しずつイラストが印刷されたシートへ貼り付けていきます。
貼り付けたところ。
回りをカットしました。
3・プリズムシートへイラストシールを貼る
保護フィルムを貼ったイラストのシールをプリズムシートへ貼ります。正直どちらが先でもいいのですが、イラストのシールを保護するという意味で先に保護フィルムを貼っておいた方がなおいいかなというところです。
保護フィルムの貼り付けに関しては、表面のカラーインクが渇き次第すぐやってしまってもいい工程です。
先ほどとまったく同じ要領で貼り付けました。まあまあうまく貼れてます。こちらはミニ色紙サイズのシールです。
大きい方がやりやすいです。
あとはカットするだけ。トンボがあれば便利でしょうが、私はそのまま鉄定規あててカッターで切ってます。
48㎜の方が小さいからか失敗する確率が高いです。なので失敗してもいいように多めに作ってます。
シールの表面に触ってもスプレー吹き付けたことによるでこぼこした感じは全然なく平らでなめらかです。
こちらは48㎜。この時点ではずれてなさそうに見えます。
カットしました。なぜかどうしても少しずれるんですが不器用なのであきらめてます。
4・裏書用のシートを貼る
こちらを使います。こちらはたーくさんがおすすめされていたのと多分違いますが(ツイートされていた画像がしっかり確認できませんでした)実際使ってみて特に問題ありませんでした。
そしたら裏面を貼り付けます。都合によりほぼ隠させていただいてます。
こちらは48㎜です。丁寧にカットして言ったつもりでもこうなってしまうのでトンボはやはりあった方がいいのだろうなと思います。
もし次回作る際はあらかじめ調べておこうかと。
④完成!
こちらが完成品です。こちらは私のなのでちょっといまいちですが遠目に見ればまあまあです。
全部手作りなので自分が納得できればそれでいいと思います。
世界に数枚しかないレアシール。作るのは結構大変ですがやっぱり自分の描いたイラストがシールになっていく工程は楽しいですね。
ぱっと見はきれいです。
こちらはほぼミニ色紙サイズで120㎜×120㎜です。今までは48㎜しか作ったことが無く120㎜サイズは初めてでしたが大きい方がすべてにおいてラクチンでした。
こちらは48㎜サイズのシールです。小さいので白版作る時のカットがなかなか大変。スプレーも軽めに吹き付けておかないと結構滲みやすいです。軽めでもこれくらいの仕上がりになりますので全然オッケーだと思います。
上のシールはよく見るとちょいちょい透けているのですが、多少透けるくらいの方がキラキラッとしててきれいだと自分では思ってますのでいつも軽めに吹き付けてます。
以上自作シール(一から手作り編)のご紹介でした。
自作シール興味あるけど、業者に頼むのはお金かかるしと躊躇されている方はお試しに作ってみるのもありかと思います。初期費用はそこそこ掛かるかもしれませんが一度揃えてしまえば結構たくさん作れますので色々試せます。
私が発案した作り方ではないですがご質問などありましたらお気軽にお問合せフォーム、またはツイッターへDMくださればわかる範囲でお答えいたします。お気軽にお尋ねください。
こちらの他にも自作シールの作り方は色々あると思いますが、色々見比べた結果私はこちらが自分に合っているなと感じ使わせていただいてます。
それでは今回はここまでとさせていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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