名刺シールがひと段落して、2022年7月~8月あたりから少しずつ作ってきた大正祓魔伝の第一弾がようやく完成しました。
ここまでくるのが本当に長かったので感無量ですね。
大正祓魔伝・第一弾 三種
注文枚数よくわからずたくさん頼んでます。
買いたいと思っていただいたときに無いと困るので、沢山あった方が安心。売り切る前に補充かけるようにしているので売り切れないよう気を付けてます。
ファイリングの推奨はこの順番ですね。達希が真ん中に来るようにするために雪之丞を01番としました。
一番最初に描いた達希を真ん中に据えようと思った時点でこのような構図はおぼろげながらイメージしてました。
祓-01 久世雪之丞
イラストの制作過程はこちらです。
初めての男性キャラでとにかく苦労しました。
プリズムを背景に入れてみるとこんなです。
エフェクトの色味で悩んだのですが、結局選んだのはこちらの赤でした。
他、水色やら紫やらもあったのですがやはり燃え上がる赤だろうという事で。
サンプル関係はこちらに全部載ってます
プリズム無しはこんな感じ。結構印象違いますよね。
なもんで毎回サンプル依頼も結構悩むのですが、この下↓のプリズム素材をだいぶ前に入手していたことをすっかり忘れてまして。
これを各イラストに合わせることで、実際シール化した時の印象がだいぶわかりやすくなりかなり重宝してます。
もっと早く思い出せばよかったです・・・。これのおかげでサンプル依頼数も減りました。
前回のサンプルと違うところは名前の土台って言うんですかね。
下に敷いている色味がかなり明るめになりました。
サンプル時は見づらかったのですがこの色のおかげで名前がはっきりと読み取れるようになり満足してます。
描けたときは「よし!」って思ったのですが、やはり時間が経つとどうしても直したくなってきますね。
男キャラは特に苦手です。
祓-02 縁達希
キャラクターの制作過程はこちらです。
達希のプリズムカラーはかなり悩みました。
ピンク単色で行くつもりでいたのですが、このグラデーションも捨てがたい。
さんざん悩んだ末、達希たちの担う明日への夜明けというイメージも込めてこちらに決定しました。
ちなみにサンプル作成時とはカラーが逆転してます。サンプルは上が青、下がピンクでした。
プリズム無しの物ですね。結構明るいです。
主人公が達希なので初期の頃は01番の番号を冠する予定でしたがそうすると三種横に並べたときのバランスがいまいちでした。
3×4のファイリングを基本に考えているのですが、そろった時の見栄えを考えたら真ん中がよかろうという事で割と早い段階で02番を振ることとしました。
実際のシール化したものがこちらです。かなり発色が良く出てくれて大満足です。
達希の向かって右上に小鳥がいますがこれは私のアイコンにも使っているセキセイインコの【とろ】をかなりディフォルメして描いてます。
一時期他のキャラのところにも動物載せて各1キャラごとに1体なんて思っていたのですが、設定が破綻しそうだったのでやめました。
達希だけは残してます。やはり相棒はいた方がいいかなと。
祓-03 天凰院姫華
姫華の制作過程です。
姫華もなんだかんだで2色のサンプルで悩みました。
こちらが姫華のカラーとして考えてはいたのですが、青と紫の組み合わせはとにかくきれい。
結局雪之丞・達希・姫華三種横に並べたバランスからこちらの色を採用しました。
姫華は色々と苦労したキャラでもあるので思い入れも深いですね。
かなり迷走した時期もありましたが最終的にはすっきりとデザインが収まってくれてよかったなと思っています。
第一弾では一番苦労しました。
シール化したのがこちらです。
背景の色味と絵のバランスは気に入ってます。胸元の模様を後から足したんですが、うまい具合に光ってくれてよかったです。
ちなみに姫華は神官なので大正という時代背景にあまり合ってなくてもいいかとわりと好きにデザインしました。
この剣は実は鞘に入れた状態のつもりだったのですが、今や自分でもよくわかってません。
台紙
今日届いたばかりの台紙です。セットにするとこんな感じです。
台紙は今回もグラフィックさんにお願いしました。
台紙をどんな感じで作っているのか詳しく知りたい方は↓の記事に詳しく書いてますのでご参考まで。
データが違うだけでこの時とまったく同じ注文してます。
名刺カードとありますが台紙の事です。
三種裏面
裏の絵は以前没にしたのを使ってます。日の目を見ることが出来良かったです。
こちらは杖に関する説明書きですね。
一番気合入れて描いた絵です。この絵から、裏面の絵を描くときは一度大きいキャンバスで描いてから縮小するという事を覚えました。そうすると細かなところもしっかり描けます。
自分の中では光のオーラとか色々すごく気にいてます。
台紙の仕掛け
左裏面右表面です。
あまりこちらの意図を押し付けるのもと思い最初は黙っていたんですが、先日ツイートさせていただいたように実は裏面四角の枠に沿って切り取っていただくとちょうど48㎜サイズになるよう計算してあります。
うまく切り取っていただければシールと一緒にファイリングできるようになっています。
切り取るとこんな感じです。表面も裏面と位置を調整してうまく残るよう設計してあります。
3枚とも切ってファイリングするとこんな感じです。
どのようにファイリングされるかはお好きにやっていただけるといいかなと思います。
※住所等のやり取りは必要となります
第一弾完成に至るまでの経緯
大正祓魔伝シリーズの一番最初はSP-01のハロウィン黎夢からです。
その後にSP-02クリスマス姫華と続き翌年2023年1月にようやく第一弾が販売されます。
なぜかというと、いきなり第一弾と出しても興味持たれなかったらそこで頓挫してしまう恐れがあったからです。
何しろイラスト描き始めてまもないですし、絵のクオリティを少しでも上げたいなどいろんな想いがあって先にSPから販売して様子を見てみようという試みでした。
まず【大正祓魔伝】という単語から少しずつ浸透していったらという流れを作ってから第一弾販売となりました。
結構変わった販売方法ですねと言われることもちょいちょいありましたが、結果的には良かったかなと思っています。
自分にとっては何としても最後まで完結させたいという強い思いがありましたので最初でこけるわけにはいきませんでした。
販売時期的なものはロゴシール➀~③の裏面に載せてます。(③が出るのは多分7~8月です)
ロゴシールは最初冊子につけて販売し、その後単品販売も予定しています。集めていただいたシールの穴埋めにでも使っていただけたらなと考えています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント