完結にあたり不定期ですが少しずつ更新していこうと思います。
簡単な世界観
①世界の成り立ち
大正祓魔伝という世界は大きく分けて3つの世界からなっています。
・天界(天使の住む世界)→さらにその上に神界があります
・魔界(魔神の住む世界)
・人界(人間の住む世界)
長らく保たれていた世界の均衡が、1000年前の人魔大戦によってその均衡が崩れそうになります。
②1000年前の人魔大戦
魔界の王サタンが人界へと攻め込みました。それが人魔大戦です。
天界・・・天使(&神)
魔界・・・魔神
人界・・・人間
人にも【魔力】が備わっておりそれを用いることで対抗することは可能でしたがサタン軍の力はやはり強大でした。次第に追い込まれて行くのですがそこに天界から援軍がやってきます。
それがセラフィムの軍団でした。3つの世界の均衡が破られるのは展開としても看過できないというところが大きかったです。
天界の加勢により形勢は逆転。達希の先祖たちの活躍もあり魔神王サタンを封印することに成功しました。その後神々の主導で人界と魔界の間には【魔界の門】が築かれ容易に行き来できなくなりました。また、人界と天界の間にも制約はありますがその秘密を知っているものはごくわずかです。
この辺りは外伝其之壱が大きくかかわってきています。
③宝具にまつわる話
封印時に使われたのがこちらの宝具です。
もとは1つだったのですが魔神王封印の際にそのあまりに強大な力ゆえか3つに分裂してしまいました。
封印の効力は残っていたため、3つに分かれた宝具をそのまま地の底深くに封印。いつしか三種の宝具呼ばれるようになりました。
その宝具のうち一つが今回何者かによって奪われたため達希たちが急ぎ調査に乗り出したわけです。
④魔力とは
この世界で言う魔力とはその人を守り補助することが出来、また伝達させることができます。例えば武器を持てば武器にその力を上乗せすることができます。
このセンス及び魔力が達希は並外れて強く歴代の中で最強の力を持っています。持って生まれた素質に加えその血筋と代々の継承により脈々と受け継がれてきたからです。
また、縁家は古来より魔を祓う力【祓魔の力(ふつまのちから)】を持った一族で、魔人化してしまった人々もその祓魔の力で元に戻すことが可能です。
第一弾(2023年1月販売開始)
①シール紹介
記念すべき第一弾です。本来は主人公である達希を1番にするところでしょうが、真ん中に立たせたかったので2番にしました。
他の弾も同様の構成となっており大まかに右向き、真ん中、左向きとなってます。弾ごとに3種横にファイリングしたときになんとなく見栄えがいいかなという意味合いが大きいです。
以上が第一弾の登場人物です。
久世雪之丞はお調子者でムードメーカー的存在です。普段は強力なお札を武器に攻守ともにカバーし戦況分析にも長けるのでいざ戦闘となると非常に頼りになります。他にも隠し持っている力があるとか。
縁達希は過去の大戦より受け継がれてきた【魔力】を継承し人界においては最強の人物でこの物語の主人公でもあります。普段はその力を制御する修行を日常的に行っています。見た目はとても穏やかで天然なところもありますが心優しい女の子です。
天凰院姫華は回復系もこなせてかつ剣術にも秀でています。他の二人より年上でお姉さん的立ち位置でいつも見守るようなまなざしを向けていますが怒ると怖い面もあります。職業は神官で聖剣を活用した浄化の力は超一流です。
②台紙紹介
左が表右が裏面です。
各シールの裏書きと台紙裏面のストーリーと第四弾までは表面の魔王の心の声みたいな感じである程度のストーリーを理解していただけるかなというイメージで作ってます。
③第一弾の簡単な構成
人魔大戦より1000年の間、何事も無く長らく平穏だった人界に異変が訪れます。封印されていた宝具の一つが何者かに奪われたのです。魔神王の封印に関わる重要な物なのですぐさま達希たち3人は調査に向かいます。
その裏では奪われた宝具により魔神王の封印が一部解かれ精神体が復活。人に乗り移った王は自身の復活のため動き出します。
第二弾(2023年4月発売)
①シール紹介
すべて魔界側のキャラですが元はみな人間です。
魔神王サタンより唯一直接支配下におかれた蒼冥が作り出す寄生体によって瞬く間に人の魔人化が進んでいきました。その流れで鴉蘭音と黎夢は魔人化した後にその力を見込まれ幹部となります。
それに伴い元々の名前がちょっと変えられてます。
幹部は全部でこの三名で鴉蘭音は攻撃兼回復担当です。スチームパンク好きの女の子です。鴉蘭音が自身で改造を施したもので実弾は発射できませんが、才能が開花したことにより魔力を載せて撃つことが可能となりました。
蒼冥は唯一魔神王サタンより直接支配下におかれた人間で、この蒼冥の手により人の魔人化が一気に広まり魔人が魔人を生むという負の連鎖が起こります。当然幹部の中では一番位が上で命令を下す立場です。
黎夢も鴉蘭音とさほど年齢が変わらずもとは女子高生でした。クマとウサギはお気に入りのアイテムで、ずっと肌身離さず持ち歩いています。第二弾では宝具を用い達希たちをおびき出すという重要な役割を担っています。黎夢は浮遊する髑髏を使った索敵などの能力に特に長けています。
②台紙紹介
③第二弾の簡単な構成
調査を進めていた達希たち一行は道中すでに魔人化した人々で溢れかえっている街を目にします。何かとてつもなく異様なことが起きている。そこへ宝具の痕跡を発見しました。
達希たちは急ぎ駆けつけます。光の元へ駆けつけるとそこには魔神王幹部の一人黎夢の姿が。背後もいつの間にか固められまんまと罠にはまってしまった達希たち。ここまでが第二弾です。
第三弾(2023年5月販売開始)
①シール紹介
第三弾で初めて天界に属する大天使セラフィムが登場します。
そして第二弾の蒼冥が魔神と化したのがこの姿です。魔神化出来るのは直接支配下にあって魔神王の力を色濃くその身に受けている蒼冥のみです。
一方達希は体に眠る魔力を一気に解き放ったためその魔力により体の方にも変化が起きます。その達希の変化に呼応するかのように神鳥ロトゥ(この時はまだ名前なし)も少し成長しています。
ちょっとわかりづらいのですが、時系列が違います。
①達希(覚醒)→②セラフィムの助け→③蒼冥の魔神化
①→③と順に時間経過していきます。
①罠にはまりパーティも分断され、著しく不利な中で達希が魔力を開放し覚醒。ここから立て直しを図ろうとするも同じく罠にはまった雪之丞、姫華の2人が蒼冥によりまさにとどめを刺されそうな状況にありました。
②雪之丞、姫華を守るため蒼冥のとどめの一撃をギリギリのところで飛び込み代わりにその身に受けた達希は意識を失い捕らえられてしまいます。そこに達希の危機を察知したセラフィムが天より飛来します。なぜこのタイミングでセラフィムが来れたのかというのは【外伝其之壱】の話が少しかかわってきます。
③彼らの目的は達希の力を使って魔界の門をこじ開けることなので、時間稼ぎのため蒼冥は魔神化してセラフィムを足止めします。結果、セラフィムは蒼冥たちを倒すことはできたものの魔界の門はサタンの思惑通り開き望みの物を手にします。ここまでが三弾の内容です。
②台紙紹介
当初の目的を達成したサタンはいったん身を隠しました。
③第三弾の簡単な構成
ほとんどさっきお話したのですがおさらいです。
達希たちパーティが蒼冥たちの待ち伏せにあい用意周到に張り巡らされた罠により完敗。
魔界の門を開けるため達希は捕らえられるも大天使セラフィムの助けにより一命はとりとめる。
一方サタンは目的のものを入手し身を隠したという流れです。
人界最強の力を持っている達希が彼らに負けてしまった理由はいくつかあるのですがそれは物語から読み取っていただいて、一つ言えるのは普通に戦えば達希の方が段違いに強いです。
第四弾(2023年7月販売開始)
①シール紹介
サタン側2体、人間側1体です。魔界の門を開いたことで必要アイテムを入手しここで初めてサタンが実体化します。とはいえ、まだ2つの封印は残っていますので姿も仮の姿です。
将軍である【魔将】を冠するのはほかにもいたのですが、先の大戦でほとんどやられてしまいました。お城を守っていたアスタロトだけが無傷です。
神楽は戦闘もできるものの達希たちほどではないのであくまでも諜報活動がメインです。
②台紙紹介
サタンは何かを狙っているようです。
③第四弾の簡単な構成
サタンは身を隠したまま着実に事を進めていきます。サタンは実体化だけでなくアスタロトという戦力も手にします。はるか昔より苦楽を共にしてきたアスタロトが手元に戻ってきたところでさらなる一手を打ち出します。
一方達希たちの拠点、桜華の里では主力である彼らの敗北によりさらなる混乱が続いていました。これ以上後手に回らないようどうにかしないといけないというところで不知火神楽の登場です。達希と仲のいい神楽は達希のために何かしたいととにかく必死でした。
ここまでが第四弾のお話です。
第五弾
➀シール紹介
サタンが召喚した憑魔サキュバスと主人公縁達希の兄縁希聖が登場します。
憑魔サキュバスは中央のキャラが基本となり、いろんな姿に自分を変えることが出来ます。その変化した1つが左側のセイレーンです。裏書には追記しているのですが表の名前は変えず同じにしたのはちょっと失敗でした。
縁希聖は神を使役できるキャラとしてそれを表現するのにWシール風にしてみました。うまく重ね合わせたかったのであえて天照大御神の方の右側はほとんど何もいれませんでした。
憑魔サキュバスは一騎当千というほどめちゃくちゃ強いイメージで作ってます。使い魔の生成、自身の変化、多種多様な能力を使うことが出来るので人界は圧倒的に不利な状況へと追いやられてしまいます。この時はまだ縁達希は負傷したまま病床に付していますので妹に代わって縁希聖が先頭に立つというところです。
裏書の通りですが、代々の魔力の継承がなぜかなされなかった希聖は代わりに神々を使役できる力を与えられました。一度に使役できるのは1体までですが、契約は複数済ませているので状況に応じた対応が可能となっています。ちなみに天界の中では天使よりも神の方が地位は上ですがその力(戦闘における)は必ずしも 神>天使 という図式が成り立つわけではありません。
また、神を呼び出せるものの引き出せる力はその召喚士の能力によるところも大きいです。召喚されて人界でMaxの力を使えるということはまずありません。
②台紙紹介
裏面はいつものストーリーと表面に誰かの心の内が書かれています。第四弾までとは今までと違う人というのは見てすぐお分かりいただけるかなと思います。
③第五弾の簡単な構成
不知火神楽が調査に出てしばらくののち、ある程度力を蓄えることのできたサタンが憑魔サキュバスを召喚し事態は大きく動きます。各々水面下で画策している中で魔神王サタンの居場所をようやく突き止めることが出来ました。サタンが力を取り戻す前に再度封印するため達希たちを裏で支えてきた縁希聖が立ち上がります。
縁希聖は不遇の人生を歩んできたのですが、今回のシール化にあたっては思うところがありあえてあの表情となっています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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